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ピアノの譜読みに強くなる方法 5選

ピアノ教材

初めての曲で譜読みをすることに億劫になっていませんか?

音符を少し見ただけで難しそう、と思ったり、疲れを感じてしまったり💦

よく分かります。

でも、文字に慣れれば本を読むことが速くなるように、沢山の曲に取り組んで慣れるしかないのです。

そこで譜読みのコツや何をやったら譜読みに強くなるかご紹介します。

①「となりの音」と「1つとばしの音」をスラスラ言える

「となりの音」はドレミファソラシド、ドシラソファミレドと上にも下にもスラスラ言えますよね。

同じく「レ」から「ミ」から「ファ」から全て、どこからでも上にも下にも言えるようにしたいです。
速さは、オクターブ(ドからド)を約1秒間で言えるくらいです!
かなり速いです!

同じく、「1つとばしの音」

「ドミソシレファラド」を約1秒間で呪文のように言えるようにしたいです。

歩いている時、電車に乗っている時、お風呂に入っている時などの隙間の時間に心の中でもトレーニングができます。

②速攻で読める音を決める

ある音が分かれば、そこから数えていけば何の音か分かりますが
それでは遅くて疲れてしまします。

自分にとって覚えやすいところ、数えなくても速攻でわかる音を8個くらい頭に入れておきます。

「ドレミファソラシド」はイタリア語です
日本語は「ハニホヘトイロハ」
(「ラ」からイロハニホヘト)

  • ト音記号の書き始めの〝線〟が「ソの音」🟰「トの音」なのでト音記号
  • へ音記号の書き始めの〝線〟が「ファの音」🟰「への音」なのでへ音記号


ト音記号とヘ音記号それぞれ4つぐらいずつ速攻で読めるようにします。
覚えやすい所で、少し離れたところを速攻で読めるようにしておくと良いです。
⬇️はオススメの速攻で読めるようになりたい音です。

「線」から「間」⇨となりの音
「間」から「線」⇨となりの音
「線」から「線」⇨1つとばしの音
「間」から「間」⇨1つとばしの音

あとは
速攻で分かる音から数えるのですが、階段を1段ぬかしで登ると速いように
離れている音は1つとばしで数えて、そこから1つ下か、1つ上か辿ると速いです。
ここで、「となりの音」「1つとばしの音」がスラスラ言えるかが活かされます。

③音読みとリズムの練習

ソルフェージュの本を使って、音読みとリズムに慣れていきます。

音読み

ピアノは弾かずに、楽譜の音をリズムどおりに言います。
音程はつけなくても良いので(音程もつけられればgood!)
お経みたいになってもいいので😆、メトロノームに合わせてリズム良く音を言います。
♩=80くらいの速さでできると良いと思います。

リズムをたたく

  • リズムを言いながらタン・タタ・ターンなど)机や膝の上をたたきます。
  • 拍を数えながら(1・2・3・4など)机や膝の上をたたきます。
  • メトロノームに合わせて♩=80くらいの速さでできるとよいと思います。
    ※単リズムの時は両手をたたきます。

オススメのソルフェージュの本です

音符が大きめで見やすく
ト音記号とヘ音記号もでてきます。

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感想(11件)

無理なく進めていけます。
リズム打ちをしながらメロディーを歌う内容もあります。

問題数がたくさん入っていて、少し難しいリズムもあります。
リズム打ちしながらメロディーを歌う内容も入っています。

よく知られた名曲を聴きながらなので楽しく取り組めます。
CD付きで分かりやすいです。

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④和音に慣れる

和音の形と指使いに慣れましょう。
和音の音を1つずつ読み取っていくのではなく、
3和音だったら3つの音符の〝たま〟を絵柄のようにまとめて捉えていくと良いです。

ざっくりと音符の玉の離れ具合(距離)をみて
何番の指で弾くかパッと判断できると良いです。
左の伴奏が多いので、まずは左手から慣れましょう。

  • 均等に離れている(「間間間」・「線線線」)
     ⇨右手135 左手531
  • 1番下の音から少し離れて、上の2つが(「線線」・「間間」)
     ⇨右手135 左手521
  • 1番上の音から少し離れて、下の2つが(「線線」・「間間」)
     ⇨右手125 左手531
  • 1番下の音から少し離れて、上の2つがくっついている(「間線」・「線間」)
     ⇨右手145 左手521

⬇️は広く離れたところがありますが指番号は同じです。
パッと見て指番号が思いつくか良かったら試してみてください。

⑤ブラインドタッチで指がどこにいるかを認識

これは譜読みに強くなるだけでなく、初見演奏にも強くなるトレーニングです。

簡単にご自分で問題を作ってトレーニングができます。


1から5までの数字をランダムに10個ほど書きます。
例えば
5・3・4・2・5・4・1・3・4・2
右手をドレミファソのポジションに置いて、
ブラインドタッチ(鍵盤を見ずに)で音を言いいながら
「ソミファレソファドミファレ」を弾いてみます。

同じように「ミファソラシ」や「ラシドレミ」など色々なポジションや、左手でもテンポ良くできるか試してみましょう。
けっこう難しくないですか?!

まとめ

①「となりの音」と「1つとばしの音」をスラスラ言える
②速攻で読める音を8個ほど決める
③音読みとリズムの練習
④和音に慣れる
⑤ブラインドタッチで指がどこにいるかを確認

独学でもできることはたくさんありますね。
音読みとリズムは、難しくなってくると正しいかどうか、間違えに気がつかなかったりするので、ソルフェージュのレッスンを受けられてみてはいかがでしょうか。

ソルフェージュが受けられる音楽教室です。

椿音楽教室

『オルコネ』公式サイトーオンライン音楽教室
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